廃鉱を観光資源化する試みは各地で行われています。操業当時は坑道に入ることが許されていなかったため一般的には興味深い場所ですが、ほとんどがマネキンや採掘機械の展示により操業当時の様子を伝えるものです。坑道の観光化の目的は山に人を呼び戻すことにあります。そして訪れた人々が「また来たい!」という気持ちを持っていただかなければなりません。私どもは坑道という非日常空間をキャンバスに、自由な発想で感動と驚きのあるリピート性の高い魅力的な観光施設を創造する提案をいたします。